nucleoを割ってフリスクにいれた話(雑ver)
はじめに
皆さんはnucleoというstm32の評価ボードをご存知でしょうか.
いくつか種類があって,ピン数でnulceo32とかnucleo64とかに分別されます.
nulceoボードには専用の書き込み回路のst-linkが内蔵されており,nucleo64ボードではそれば分離できるようになっています.
今回は分離したst-linkをFRISKケースに閉じ込めた話です.
写真等は手元にないので後々記載します.
きっかけ
先週の木曜日(2017/3/23)にあった「関東春ロボコン」に行った際,
出展されていたSTMicroelectronicsさんからnucleo64 STM32F411REボードのサンプルをいただきました.
以前から私はSTM32を扱っていたのですが,書き込みにはdiscoveryボード内蔵のst-linkを用いていました(これは分離不可)
小さいst-linkが欲しかったのでこれは良い機会だと思い、帰って早速割ってみることにしました.
ついでにfriskケースに入れちゃいました.
削り殺したLEDを治してst-frisk完成 pic.twitter.com/XtTjHCbiLW
— るる (@r_u__r_u) 2017年3月26日
出来たのはこんなやつです.
準備
準備するものは,
です.
nulceoへの加工
まずはnucleoからst-linkを分離します.気合で割ります.
割れたらバリをやすった後に余計なピンを取り除きます.
そのままのサイズだとfriskケースに入らないので,基板を切ります.
両側5mmずつくらいなら切っても問題ないはずです.
切ったらまたバリを取りましょう.
SWD部分に好きなコネクタをつけます.
私はピンヘッダをつけました.
なるべく横から端子が出るようにしたほうがかっこいいです.
friskケースに入れるとLEDが見えなくなるので取り除きます.
これで一旦終了です.
friskケースの加工と組付け
friskケース内部の壁は取り除きます.
friskケースの側面にちょうどよく穴を開け,mini-B端子とSWDのコネクタが見えるようにします.
また,ケース上部に3キリでLEDを出す穴を2つ開けます.
ケース内にst-linkを入れ、両面テープ等で固定します.
開けた穴に3mmのを埋め込み,パッドにハンダ付けします.
1番パッドに赤のカソード,2番にアノード
3番に緑のカソード,4番にアノードをつけます.
LEDをホットボンドで固定し,フタを閉めて完成です.
終わりに
作り方を忘れないようにささっと書きました.
あとで詳しく編集し直します.(画像とか)